2010/12/17

明るい日記計画

来年こそは日記を付けよう。
そんな事を思いはじめる季節になりました。

本当は手書きすべきなのでしょうが、なにぶん不精なもので日記帳を前にして書けるものではなく、そうかと思えばふと何かを思い立って書き留めたくなる事も無きにしも非ずですから、いつでもどこでも書ける形態がベストです。

まずはwebで日記サービスを検索してみますと、やはりblogやtwitterが出てきます。しかし、私は身の周りに日々の出来事を書き留めておきたいだけで、決して人様に公開したり、共感されたり、炎上するのは望んでいません。
ではポータビリティで優位で、昔からある自分自身にメールを送る方法はどうでしょうか。携帯電話さえあればいつでもどこでもメールを送ることが可能です。
GmailやYahoo!Mailに蓄積すれば、100万回生きたとしても容量は有り余るでしょう。
しかし、これらサービスがこの先数十年先まであるとは限りませんし、日記がネットワークの向こう側に保存されて暗号化もされているのやらいないのやら、今ひとつ不安も残ります。他の人は読めなくても中の人が読めてしまいます。
また、過去の日記を眺めたい時に、基本的に1日記/1メールで視認性がよろしいとは限りません。数日分をまとめてパラパラ見たいかも知れないし、ちょうど一年前の出来事を思い出しながら今年の出来事を綴りたい時も有るでしょう。
これらは自宅PCにメールを蓄積した場合でも同じ問題が生じるのでベストではありません。

そんななか、webサービスの OhLife を見つけました。
非公開の日記サービスで、できること(提供しているサービス)は非常にシンプルです。

メールで日記を送る
一日一回催促のメールが届くのでそれに返信しても良い。
催促メールには過去の日記が書いてあったりして、思い出に浸ったりする。
webでみる

これだけだそうです。(登録していないので詳細は判りません)
 非公開ですから、コメントもトラックバックも、いいね! も有りません。
特徴は設定によりますが毎日「今日何があったの?」というリマインダが届き、そこに自分が過去に書いた日記が添付されているそうです。これは素晴らしいアイデアですね。

少し、考えました。
これくらいの機能ならば、自宅サーバで実現できるのではないかと。

自宅サーバではmail、web、dbの各種サービスが動いているので、作り込み次第で同程度のものは出来そうな気がしてきました。
MySQLでDBを作成し、受信したメールをDBに格納するスクリプトを書いておけば、日記DBの出来上がりです。
リマインダメールもcronで定期的に出すようにすれば良く、過去の日記の引用もそう難しくないでしょう。
とりあえず、DBに入れてしまえは後は何とかなります。いいえ何とかなるに違い有りません。
DBに蓄積させるだけなら来年の元日までに間に合いそうです。

DBファイル自体は暗号化してから定期的にどこかのストレージサービスに転送しておけばバックアップ体制も万全です。
それにMySQLのDBならこの先暫くは現役でしょう。形式が変わっても何らかの方法でコンバートできるに違いありません。

あとは web経由で過去に保存した日記を参照したり、検索したり、数年分の n月m日日記を串刺しで見たり出来れば申し分無いのですが、未来の私が実現してくれる事を期待しています。

そして何よりも、自宅サーバの運用をあと何年続けるかが問題になりそうです。
GmailやYahoo!Mailのサービスが終了する方が確実に未来の事なので、とりあえずそちらにも転送しておきましょう。

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