2012/01/24

EC2インスタンスのDynamic DNSへの登録

今回構築したAWS EC2のインスタンス(サーバ)はElastic IP Addressは付与せずに動的IPアドレスで運用しているので、世界から見たホスト名は ec2-xxx-xxx-xxx-xxx.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com です。(xxx-xxx-xxx-xxxにはIPv4アドレス相当の数字が入ります)
リブート(インスタンス停止/開始)するとIPアドレスも変化するので、外部からホスト名決め打ちで接続することができるように Dynamic DNSへの登録をします。
数あるDDNSサービスの中から、今回は無料で、ドメイン名が短く、さらにDNS登録が簡単に行える(=危険性もあり。後述) ddo.jp (http://ddo.jp)を選びました。
無料で xxxx.ddo.jp (xxxxは任意)のドメインが登録でき、Aレコード1つ、MXレコード3つ、TXTレコードが登録可能で、一ヶ月更新がないと自動的に登録が削除されるサービス。今回は 1サーバだけなので、無料の範囲で十分です。

DDNS更新はwebアクセスのgetメソッドで行います。
http://free.ddo.jp/dnsupdate.php?dn=xxxx.ddo.jp&pw=xxxxxx
にアクセスすることで DDNSが更新されます。

Linuxからの更新は具体的には、
wget -O - 'http://free.ddo.jp/dnsupdate.php?dn=xxxx.ddo.jp&pw=xxxxxx'
のコマンドを cronで一日一回の周期で定期的に行うように設定します。

このDNS更新方法の欠点は、httpのgetメソッドを使うため登録ドメインと登録用パスワードが平文でインターネット上を流れる、という事です。
これらが第三者に漏洩するとファーミングされてしまい、正しいドメインを指定しても第三者が指定したサーバに接続されてしまうので注意が必要です。
(注意といっても、気が付いたときにはもう遅いんだけどさ)





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