2012/01/21

自宅サーバをAWSへ移行する検討

これまで10年以上前から、時代遅れのCPU(Pentium時代にi386を使うとか)を搭載した中古ノートPCを安く購入しては自宅に設置し、基本的に24h/7dサーバを運用してきました。
CPUパワーは必要としないので問題はないのですが、ストレージやメインメモリの容量制限から数年ごとにリプレースする必要が生じ、そのたびに次の中古PCを購入してはOS(Debian GNU/Linux 1.3(bo)の頃から Debian一択です)を入れ替えてきたのが、そろそろ疲れた…
と思って先日 Xenによる仮想環境を作成してハードウェア変更に伴う環境構築のやり直しは回避できる環境にしましたが、そろそろ...

中古のノートPCを24h運用するのはやはりあまりよろしくないであろうということから、Amazon Web Servicesの一つ Amazon EC2で仮想サーバを借りて運用することにしました。
EC2はよくあるWebベースレンタルサーバー(?)と異なって sshログインして ターミナル上で rootになって何でも作業できるので自由度も違います。

それにいまなら(2012/1/19現在) マイクロインスタンスのLinux(or Windows Server)を1年間無料で使用できます。(http://aws.amazon.com/jp/free/)
マイクロインスタンスは 613 MB メモリ、5GBストレージ、32ビッドまたは64ビットプラットフォーム で、CPUは他インスタンスの空きリソースを使うタイプですが、現在自宅サーバで使用している EeePC 4G-Xに比べれば十分なスペックです。
(インスタンスについては http://aws.amazon.com/jp/ec2/ を参照してください)
1年間の無料期間が終了しても、同じマイクロインスタンスであれば オンデマンドからリザーブドインスタンスにして 1年間 $65+$0.009/時*750時間 = $71.75 ですから格安です。
AWS EC2の価格設定は、CPUやメモリのサーバスペック、使用するストレージ、データ転送量などいろいろな要素があるので公式サイトで確認してください。無料マイクロインスタンスも各種制約があります。 (http://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing)

早速 AWSにweb経由で登録すると、本人確認用の電話が掛かってくるので正しくpin番号を音声で伝えます。英語で答えても発音が悪いらしく何度言っても全く伝わらなかったのですが、日本語で答えたらOKでした...

AWSアカウントが作成したら、AWS Management Consoleにログインして Launch Instance でインスタンスを作成します。
DebianはCommunity AMIsから選択する必要があり、私は EBS image のDebian 64bit (rightimage_debian_6.0.1_amd64_20110405.1_ebs) を選択しました。



さぁ、遊びましょう!







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